先月、飯山市で開かれたスキー県大会で上位の成績を上げ、「第70回全国高等学校スキー大会(インターハイ)」に出場する、上田市内の高校生4人の壮行会は1月28日、市庁舎で行われた。
県大会で、上田染谷丘高校・川上愛加さん(2年)はクロスカントリー5㌔㍍でフリー22位、クラシカル19位。上田東高校・金田羅生さん(2年)はアルペン大回転10位。上田西高校・桑原太陽さん(3年)はアルペン回転2位、同校・今井勢弥さん(3年)は同3位の成績をおさめ、各選手それぞれの種目に出場する。
インターハイ出場は昨年に続いて2回目となる川上さんは、「できる最高のパフォーマンスで、県代表に恥じない結果を残してくる」と決意表明し、監督の林幸作教諭は「インターハイは県大会と同じ会場、その利点を生かして悔いない気持ちで滑ってほしい」と激励した。
この日、他の大会に臨むため出席できなかった3人に代わって、上田東高監督・玉井謙一教諭は「春から過酷な練習を乗り越え、力をつけてきた選手。2年生にしては充分な成績」と、初出場となる金田さんを紹介。上田西高監督・畠山孔香教諭は「自分に負けなければ必ず良い結果を出すと信じている」と、3年連続出場の2人へ期待をかけた。
各選手にと記念品を送って土屋陽一市長は、全国大会出場を称え「これから北京五輪や長野国体など夢の膨らむ大会が待っている。それぞれの夢に向かって羽ばたいてもらえればうれしい」と、励ましの言葉を贈った。
インターハイ・スキー大会は6日~10日、飯山市・戸狩温泉スキー場などで開かれる。