【上田商工会議所】 新商品・新サービス合同発表会 玉井フルーツ店・石窯パンハルと 鎌原まんぢゅう・沓掛酒造の4店 純米大吟醸・福無量トリュフなど

信州民報

上田商工会議所・中小企業相談所は12日、同会議所で会員事業所の「新商品・新サービス等合同プレス発表会」を開催。市内の4会員事業所が参加し、各社の新商品・新サービスをPRした。19回目の今回、新商品を発表したのは㈲玉井フルーツ店、石窯パンハル、鎌原まんぢゅう、沓掛酒造㈱の4店。

㈲玉井フルーツ店は、新たに北国街道柳町に4月中旬にオープンする店舗「Unity 0268 Shop」を紹介。北国街道ならではの商品ラインナップを予定している。また柳町の古い建物を使った店舗が入る施設では同社のノウハウを活用し、地域産業と連携した独自の地産商品のプロデュースなど、店舗機能のほかにも「遊び的要素に気を使って作っている施設」で、「売るのは場所・おもしろさ・そうした雰囲気で商品ではなく、背景にある上田を売る」として各種取り組みを企画中だ。

▲玉井フルーツ店「Unity 0268 Shop」

石窯パンハルは、伝統製法に基づいた主力商品「カンパーニュ」(フランスパンの一種)を発表。県産小麦を100㌫使用し、一昨年に導入した富士山溶岩窯の遠赤外線で「表面パリッと、中はもっちりジューシー」に焼き上げている。乳酸菌と酵母が共存している自家培養発酵種を使い、消化しやすいパンとなっている。また乳酸菌効果で生地が酸性に傾くため、常温1週間、冷蔵で2週間保存可能だ。大(約1050㌘)と小(約670㌘)の2サイズに、それぞれハーフサイズも販売している。

▲石窯パンハルの「カンパーニュ」

鎌原まんぢゅうは、真田REDアップルを使った新商品「りんごの温泉まんぢゅう」を発表。これまでは厄除けまんぢゅうしかなかったが、本商品は温泉旅館を目的に訪れる人をターゲットにした「温泉まんぢゅう」だ。しっとりとして口どけなめらかな皮は薄いピンク色で、中にはりんご果汁で練り上げたオリジナルのりんご餡、りんごの酸味を感じるセンターのりんごジャム、食感の残る角切りりんごが入っており、上田らしさ・別所温泉らしさを感じさせる商品だ。

▲鎌原まんぢゅうの「りんごの温泉まんぢゅう」

沓掛酒造㈱は、高知県の高級チョコレート製造会社・㈱エスエスと初めてコラボレーションした商品「純米大吟醸 福無量トリュフ」(アルコール成分3㌫未満)を発表。同トリュフに使用するのは同社の最高級ブランドの「福無量 純米大吟醸 金紋錦」で、華やかな香りと優しい甘みはチョコレートに負けない豊潤な味わい。生産量全国1位の高知県特産の生姜をパウダーに使用し、とろける大人なチョコレートとなっており、お酒好きな人などへの贈り物にも最適だ。

▲沓掛酒造の「純米大吟醸 福無量トリュフ」

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