上田市城南公民館の「親子すくすく広場」が7月から再開し、初日の7日は5組の親子が参加。2歳半男児の母親は「緊急事態宣言下は、お散歩と早い時間の公園のみ外出し、買い物も夫に頼んでいた」と言い、「久しぶりに広い場所で身体を動かすのは子も親もリフレッシュになる」と話した。
同講座は3歳位までの未就園児と保護者を対象とし、親子および子ども同士、保護者同士のコミュニケーションを図ることが目的。月2回、元保育士が講師となり手遊びや体操、読み聞かせ、工作などを行う。毎回20~30組が参加する人気講座だが、新型コロナウイルス対策で感染拡大防止のため3月から活動を休止していた。
再開にあたり「『三密』に配慮し、安全に活動できるように」とし、対象は城南地区在住の1~3歳の未就園児と保護者に限定。定員10組、事前申し込み制とした。申し込みの際には住所、自治会、氏名、電話番号、子どもの年齢を確認し、参加当日は検温・体調確認をしてから、マスクを付けて来館すること。また参加票記入・手洗いをしてから、活動に参加することを義務付けた。
この日は田中宏美さん、熊谷益美さん、金井浩恵さんの3人が講師となり、歌・体操・大型絵本・工作などを実施。ピアノの生演奏に合わせて『七夕』などを歌い、身体全体を使って楽しく体操し、音楽に合わせて走ったら「飲物タイム」だ。美味しさもひとしおで、笑顔もはじける。
講師は「これまでは来たらすぐ、おもちゃで遊ぶ時間を設けていたがコロナ対策で、おもちゃ使用も気を付けなくてはいけない」とし、「体を動かすことを増やし、楽しい時間にしていきたい」と語った。
なお今後は7月21日、8月4日、25日(いずれも火曜)に開催予定。時間は午前10時~11時。入場料100円。材料費100円(初回のみ)。開催予定日の1週間前(午前9時~)から、電話で参加を受け付ける。持ち物は上履き、水筒、ハンカチ、筆記用具などで、その他の持ち物は電話受付の際に伝えるという。