【東御市】サンドアート作品「馬に乗る少年」地域おこし協力隊・堀田さんが制作明るい未来に向かっての想い込めて北御牧庁舎前

信州民報

東御市の北御牧庁舎玄関前で現在、市の地域おこし協力隊・堀田光彦さん(30、彫刻家)が、令和元年東日本台風の災害で庁舎横駐車場に堆積した土砂を使った、サンドアート作品を制作中。


今日15日(木)には完成予定だ。明るい未来への祈りを込め、復興への象徴に―と以前、同所では女神と馬の像も制作したが破壊が進んだことから、地域の協賛のもと新たなテーマでサンドアート作品を制作するもの。


今回、「馬に乗る少年」をテーマに制作中の作品は高さ2・4㍍、横幅3・6㍍、奥行き2・4㍍で、使用する砂は約24㌧。地域の力を表現する「馬」に、未来を象徴する「子ども」が乗る形だ。「地域の力で、未来に向かって進んでいく」という意味を込めているという。


掘田さんは「相変わらず暗い世の中でも、少しでも明るい未来に向かっていきたいという思いを込めた像」と紹介し、「今は北御牧庁舎がワクチン接種会場にもなっているので、普段庁舎に来ない人にも見てもらえたら」と話した。

▲制作中の巨大なサンドアート作品と堀田さん


 

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