任期満了に伴う青木村長選、青木村議会議員選(定数10)は20日告示され、村長選は立候補した現職・北村政夫氏(78)=無所属、当郷=の無投票での当選が決まった。また村議選も無投票で10人の当選が決まった。
青木村長選の当選報告会は20日夕刻に村文化会館で開き、北村政夫さんの支援者らが参集。新型コロナウイルス対策として参加人数制限などをし、約30人が集まった。
午後6時過ぎ、無投票当選が決まった北村さんが入場し、盛大な拍手に包まれながら支援者らの前に進む。同級生らからお祝いの花束が贈られ、万歳三唱の後、北村さんはあいさつに立った。
冒頭「3期目を当選させていただいたのは、皆さんの力強い応援のおかげ」と感謝を伝え、「当選は村民の皆さんの白紙委任ではない。今まで以上に一つひとつ段階を踏んだ説明をし、ていねいな村政に努めてまいりたい」とあいさつした。
また「コロナの時代をどう生き、解決するかが一番の課題。国道143号のトンネルの早期着工・完成、小・中学校の2学級化、健康寿命延伸計画を進めてまいりたい」とし、教育・医療・福祉・介護の充実に向け、「財政力を高め、関係・交流人口を増やすことが一番。村づくりに近道はない。一歩一歩愚直に、村民の皆さんの意見を聞きながら、村政を積み重ねていきたい」と力強く話した。