【東御市】 恒例「新春書き初め大会」に60人参加 伸び伸びと「つよい心」「生きる力」

信州民報

東御市の「新春書き初め大会」は5日、市中央公民館講堂で開いた。市公民館と市教委の主催で、恒例の正月行事だ。会場には小学1年生から中学2年生までの児童・生徒と一般成人ら約60人が参加し、市文化協会書道部会会員が講師として指導。子どもらは保護者が見守るなか、新春を飾る書き初めに取り掛かった。

「新年にふさわしく太く伸び伸びと書こう」「一文字一文字ていねいに」「大きく気持ちを込めた作品を」など、書道部会会員の言葉を後押しに、参加した児童・生徒らは筆にたっぷりと墨を含ませて、ていねいに書き進める。

書き初めの内容は「もち」「ひので」「つよい心」「正月の朝」や、「強い信念」「生きる力」「流れる星」「不言実行」など学年ごとに違い、参加した子どもらは手本を見ながら、気に入った文字が書けるまで何枚も挑戦した。

今年初参加の小学校2年生2人は、「初めてでむずかしいけれど、気持ちよく書けた」と、恥ずかしそうに感想を話す。また子どもらの周囲では書道部会会員がていねいにアドバイスし、保護者も子どもらの書道を真剣に見ていた。

この日、会場には花岡利夫市長も参加し、書き初めに挑戦。「突破」の文字を、同書道部会会員の指導を受けながら繰り返し書いていた。

なお完成した作品は13日(月・祝)まで、市中央公民館2階ロビーに展示する。

▲手本を見ながら書き初めに挑戦する子どもら
▲花岡市長は、「突破」の書き初めに挑戦

[信州民報:2020年1月7日(火)]

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