上田市で政策形成セミナーひらく 新たにオンライン会議形式で実施

上田市政策研究センター(吉澤猛センター長)は19日、政策形成セミナー(ステップアップ編)を上田駅前ビルパレオ会議室で開催。市職員12人(男8人、女4人)が受講した。

同センターでは昨年5月から、市職員の政策形成能力向上を図るためとし、市政策アドバイザーの田村秀・県立大学グローバルマネジメント学部教授を講師に、政策形成セミナーを開催。4回の講座に市職員49人が受講し、「政策形成に必要なデータ・リテラシー(情報活用能力)」などの講義を受けた。

今年度はより実践的なものにステップアップするとし、昨年度の受講者から12人が参加。3つの具体的な政策課題(「SNSを活用した観光情報の効果的な発信」「首都圏等からの移住・定住の推進」「別所線復旧後の地域活性化」)をテーマに、4人ずつのグループワークにより、最終的に政策提言を行うことを通じて政策形成能力を磨くとする。

この日は新たな試みとして、Web会議ツール・Zoomを活用したオンライン会議形式で実施。この日参加した11人はノートパソコンを開き、それぞれ壁側を向きテレワークの形をとる。田村教授は出生率を10年間で倍にした岡山県奈義町の数値などを示しながら、データ分析の重要性を教授。参加者はツールの機能を活用し、画面上でグループごとに分かれて話し合うなどした。

吉澤センター長は、取材に「今年度はグループで、それぞれのテーマについて具体的な政策提言をまとめる。新しい生活様式に対応するツールを活用したオンライン会議のノウハウを取得し、庁舎内に広めてもらうことに力点を置いた」とし、「プレゼンテーションで、市の方向性まで政策提言できるのでは」と、同セミナーへ期待を寄せた。

壁側を向いてテレワークする参加者

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