【上田市】 「年中行事を守る会」がオンライン節分! “ 病魔退散”の祈り込めアマビエ絵札送付

信州民報

「福は内、鬼は外」の大きな掛け声で豆をまき、厄を払い、一年の大きな福を置いていく―。上田市の伝統行事を重んじる市民有志らでつくる「信州上田真田年中行事を守る会」は節分祭を中止し=本紙既報=、2日夕方にオンライン節分を実施した。同会12人が参加し、古式ゆかしい衣裳をまとい、太鼓や銅鑼(どら)に合わせて「恵比須、大黒、目を覚ませ。歳徳神も豆まいれ~」と唱え、豆をまいた。市内関係者らに「厄払いをしてほしい」と豆まきの映像を送り、好評だったという。

また”病魔退散”の祈りを込めて2日までに、上田東高校美術班が描いた「アマビエ」の絵札を市内企業・施設などに送付した。同会は「地域に根ざした日本古来の民俗文化や年中行事を、伝統を大切にしながら次世代に受け継いでゆくため社寺や地域を応援する」として毎年、市内企業・施設など約300カ所をめぐり厄払いをしてきた。

▲「年中行事を守る会」のオンライン節分の映像

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