東御市の姉妹都市・米国マドラス市があるオレゴン州で昨年9月以降、大規模な森林火災が発生したことから、市国際友好協会(栁澤旨賢会長)は会議で、森林火災への義援金贈呈を決定。このほど、集まった義援金を贈呈し、その内容がマドラス市の地元紙に掲載された。
義援金は同友好協会会員や以前にホームステイへ参加した生徒の家族、市消防団が協力したもの。予想を上回る、まごころの寄付26万5433円が集まり、マドラス市のリチャード・レイドビー市長からジェファーソン郡消防署へ手渡された。
市友好協会は高校生のホームステイ事業を2004年度から、続けて実施。現地家庭でホームステイして交流しながら、視察研修や高校の授業参加などを行う。他にもマドラス市からの来日、東御市からの親善訪問団派遣などで友好関係を継続してきた。
同友好協会・栁澤会長は「今年度は中止だがマドラス市は毎年、東御市の高校生を気持ちよく受け入れ、歓迎してくれ感謝している」とし、「このたびの森林火災に対して友好協会会員や消防団らで寄付をし、気持ちの助け合いができて良かった」と話した。
コロナ禍 ホームステイ事業中止
初のオンライン交流会 2月6日
東御市国際友好協会では、令和2年度中学生・高校生ホームステイ事業を、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて中止に決定。こうした状況のなかこれまでの交流を継続していくため、初の試みでオンラインアプリケーションZoomを使用した交流会を開催する。詳細は次の通り。
▽日時=2月6日(土)午前10時~11時。
▽テーマ=①「アメリカのクリスマスツリーって飾った後どうするの?」②「アメリカのバレンタイン、日本のバレンタイン」。
▽料金=無料(通信料は各自負担)。