【東御市】恒例「新春書き初め大会」に50人参加 コロナ禍 対策をしっかりして開催 伸び伸びと「強い信念」「生きる力」

信州民報

東御市の「新春書き初め大会」は5日、市中央公民館講堂で開いた。市公民館と市教委主催の恒例正月行事だが、今年はコロナ禍で対策をしっかりとっての開催だ。会場には小学1年生から6年生までの児童約50人が参加し、市文化協会書道部会会員が講師として指導した。

主催者は、昨日まで対策をしっかり練って実施。参加者はマスクを付け、入場時に手指消毒をして参加する。また会場は、いつものように対面式ではなく全員が正面(ステージ側)を向き、窓を開けて換気をよくし、書き初め大会の時間も例年より30分短縮して約1時間とした。

開会に先がけ、同書道部会・栗原陽子会長が「一年の初めに堂々と力強く、大きな字で書いてください」とあいさつ。同書道部会会員の「太く伸び伸びと」「ていねいに思いを込めて」など後押しの言葉を受けて、参加した児童は筆にたっぷりと墨を含ませ、ていねいに書き進めた。

書き初めの内容は「もち」「ひので」「つよい心」「正月の朝」や、「強い信念」「生きる力」「明るい心」など学年ごとに違い、参加した子どもらは手本を見ながら、気に入った文字が書けるまで何枚も挑戦。子どもらの周囲では書道部会会員がていねいにアドバイスし、保護者も子どもらの書道を真剣に見ていた。

今年初参加の小学校1年生は、指導を受けながら「気持ちよく書けた」と感想を話す。なお完成した作品はこの日から11日(月・祝)まで、市中央公民館2階ロビーに展示している。

▲書道部会会員のアドバイスを受けながら、書き初めに挑戦する子どもら
▲コロナ対策で、会場は全員が正面を向いて行った

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