上田市街地を流れる押出川流域約1㌔㍍では現在、周辺の小道や小道沿いの協力者宅の庭などで230本の「花モモ」の花が見ごろを迎えている。今月中旬頃までが見ごろの予想だという。
押出川流域自治会連合会では街中に復活した〟ホタル〝の生息環境を守ろうと、同川流域の環境整備を継続し、花モモを植樹。県・市や協賛者の支援を受けて、花モモが咲き誇る小道の景観を作り上げた。
現在、同川流域は風情あるホタルの光が市街地で楽しめる、「ホタル祭り」の開催場所としてだけでなく、「花モモの小道」としても親しまれており、赤や白、ピンクと色とりどりの花が流域を彩り、道行く人々の目を楽しませている。
また同連合会では、ホタルの発生場所や花モモの位置を示したマップなどを、市観光協会ホームページ上で公開しているほか、同川流域周辺には「押出川の情報掲示板」も設置している。
なお今年のホタル祭りは、6月5日(土)~27日(日)の開催を予定している。