【上田市】 複合施設「ふれあいの里」にプレオープン ふれあいサロンhinataboccoとよさと 地域の健康づくり・介護予防・交流の場

信州民報

誰もが気軽に立ち寄れ、交流の輪が広がるサロンを目指して―。上田市芳田の旧JA信州うえだ豊里店をリニューアルした、複合施設「ふれあいの里」に26日、同施設内「ふれあいサロンhinataboccoとよさと」がプレオープンした。


同複合施設は小規模多機能型居宅介護施設「豊殿の家」と同サロン、豊里農産物直売所が一体となったもの。JA信州うえだの店舗統合により、空き店舗となった施設の活用方法について地域住民らが検討を重ね、このほど実現した。


地域住民に日常の健康づくり・介護予防で、認知症や様々な健康障がいを減らし、豊かで楽しい生活を送ってもらおうという願いのもと完成した同サロン。運営は豊殿・神科・神川地域の住民らで構成する、豊殿ふれあいサロンhinataboccoとよさとの会運営委員会(神林芳久会長)が行う。


今後、地域に根付いた事業を展開する特別養護老人ホームローマンうえだ、豊殿まちづくり協議会、上野が丘公民館と連携し、様々な活動を実施する予定だという。またサロンではお茶やコーヒー、おにぎり、パン、クッキーなど軽食が提供されるほか、趣味の教室や演奏会などのイベント、健康体操教室、よりあい広場など、健康づくり・介護予防を目的とする多彩な事業を計画している。


神林会長は「地域住民にとって参加しやすい形ができたのでは」とし、「高齢化する農産物直売所の生産農家もサロンで身体を癒やしたり、隣接する介護施設利用者もサロンで新しい皆さんと交流ができる。一体的に地域の健康づくり・介護予防事業をしっかりやっていきたい」と語った。


ふれあいサロンhinataboccoとよさとは、7月2日(月)本オープン。営業は平日と第1・第3土曜の午前10時~午後4時。
 

▲ふれあいサロンhinataboccoとよさとでは軽食なども提供され、地域住民らが交流できる

[信州民報:2018年6月28日(木)]

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