【園児が応援】「べっしょせんがんばれ!」 県が別所線上田駅で復興応援企画ひらく 上田電鉄へ応援メッセージボード贈る 上田市

信州民報

県上田地域振興局は17日、上田電鉄㈱の協力で別所線上田駅コンコース(改札口付近)で、復興応援企画「『頑張ろう! 上田』in別所線上田駅」を開催。上田南幼稚園(斉藤敦園長)年長園児約80人と保護者、同社関係者、一般利用客らが集い復興への気持ちを新たにした。本企画は、台風19号の影響を受けた上田電鉄別所線をはじめとする上田地域の住民に向けて行うもので、復興への気運醸成を図るのが目的だ。


園児らの駅全体に響きわたる元気なあいさつで始まったこの日、上田地域振興局商工観光課・倉島靖幸さんが「ちょっと悲しくなっている大人の皆さんに、元気を伝えてほしい」と呼びかけると、園児らがハガキサイズの紙に赤い鉄橋を走る電車の絵などとともに描いた、応援メッセージでいっぱいのボードを披露して同社にプレゼント。園児代表者は「上田でんてつがんばれ!」「はやくはしがなおりますように」「がんばろう上田」など、応援メッセージを読み上げた。


同社関係者は「たくさんのメッセージをありがとう。元気いっぱいのメッセージをいただいたので、一日も早く鉄橋が直るように頑張りたい」と伝える。その後は「まるまどりーむず」によるバンド演奏が行われ、『アンパンマンのマーチ』に始まり園児らの大好きな曲を」次々に演奏。『パプリカ』では、立って踊り出す園児もおり大盛り上がりだ。またヒロ・タッキーさんの腹話術でも、園児らの笑顔がはじけた。


最後に、園児から『ありがとうの花』の元気な歌のプレゼントもあり、「べっしょせんがんばれ!」と元気いっぱいに応援した。なお園児らがプレゼントしたメッセージボードは、上田電鉄の利用客や通行者に見えるように展示するという。

▲園児らの応援メッセージでいっぱいのボードを披露する
 

[信州民報:2020年2月19日(水)]

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