【上田市】長大学生有志の「ラ・ポーズ」が活動大手門公園大改造プロジェクトで整備 

信州民報

上田市の長野大学環境ツーリズム学部2年生有志8人でつくる「ラ・ポーズ」は25日、自主的取り組み「大手門公園大改造プロジェクト」で、市内大手の大手門公園整備活動を実施。この日は5人の学生が参加し、市都市計画課と公園管理事務所職員からのアドバイスを受けながら、芝桜の植栽、竹柵の更新、水瓶の清掃などを行った。


同プロジェクトに取り組む学生らは「地域で活動したい」と、地域と大学の連携拠点「まちなかキャンパスうえだ」(海野町商店街)に集った仲間だ。コーディネーターから、まちなかにある大手門公園を紹介され、「小さいけれど素敵な公園。でも雑草が生えていたり、竹が古くなっていたり。もっと居心地よく魅力的な場所にして、多くの人に知ってもらい利用してもらいたい」と、市政策企画部学園都市推進室へ整備活動を提案。7月からこれまで3回にわたり草刈りをし、市と連携して整備計画を立てた。


グループの中心として活動する、大沢ちひろさん(埼玉県出身)と黒澤柚菜さん(群馬県出身)は「メンバーの多くは県外出身者。上田を知る中で大手門公園は緑豊かで、水が涼しげに流れている魅力的な空間だと感じた」とし、「きれいにして、私たち自身も憩いの場所にしたい。また風情ある柳町へ、駅から歩くときの中間地点にあるので一休みする場所になれば良い」と話す。


樹を伐採し、見通し良くした場所に芝桜を植えるアイデアを出したのは大沢さんだ。「埼玉・秩父の公園の芝桜がきれい。それをヒントに、薄ピンクと白の芝桜を植えたいと思った」と言い、「来春が楽しみです」と話した。

▲市と連携し、芝桜(40苗)を植栽する大学生
▲ 大学生が水瓶を磨く

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