上田市中丸子の特定医療法人丸山会・丸子中央病院内レストラン「ヴァイスホルン」の山田康司シェフ(松本市出身)が考案したお弁当が25日から、県内に広く店舗展開するスーパーマーケット「ツルヤ」の全店舗で販売を開始した。
今回、販売開始したのは「とりもも肉の蔵づめみそ焼」「白身魚のトマトソースパン粉焼」の2品で、販売価格は各539円(税込み)。「とりもも肉の蔵づめみそ焼」は、鶏もも肉に醤油を絡めて焼き、みそだれを塗って焼き上げたもの。たれの味が浸み込みすぎないので、ジューシーな肉そのものの味が楽しめる。
また「白身魚のトマトソースパン粉焼」は、柔らかい白身魚の上にトマトソースをのせ、焼き上げたもの。酸味がほんのりきいており、見た目も鮮やかとなっている。
なお、同お弁当は県が取り組む健康づくり運動「信州ACE(エース)プロジェクト」活動の一つで、信州ACE弁当に基づいた基準で作られており、塩分や野菜の量、エネルギーに配慮し、県産の食材を使用するなどしている。今後は、定期的に新しいメニューも提供していく予定だ。
同病院は「自宅で過ごす時間が長くなっている今だからこそ、バランスの取れた美味しい健康的な食事を食べることが大切」と呼びかけており、「今後も地域の皆さんの健康と幸せ創りに取り組んでいく」としている。