県選挙管理委員会は29日早朝、JR上田駅前で「衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査」投票日の周知と投票参加呼びかけの啓発活動を行った。投票率アップを図ろうと選挙投票日前、県内全10地域振興局で一斉に行われる。
上田駅前ではコロナ対策で「密」を避けるため、県のキャラクター「アルクマ」、明るい選挙推進協議会のキャラクター「めいすいくん」の姿はなかったが、県上田地域振興局・永原龍一局長ら局員8人が選挙日程と期日前投票日などを記したウェットティッシュを配布。
また音声で「私たちの代表を選ぶ大切な選挙です」とし、投票日の混雑緩和のためにと期日前投票の積極的活用などを呼び掛けた。24日まで5日間の全県期日前投票率は5・35%(前回平成29年は4・71%)。永原局長は「朝の駅前には若い人たちが多い。ぜひ関心を持って投票に行ってほしい」と話す。
県選管の丸山昇一委員は「選挙年齢が18歳以上に引き下げられてから、これまで参院選が補選を含めて3回、衆院選は今度で2回目になるが、若者の投票率が下がってきている」とし、「若者の選挙離れが危惧されているが、選挙に興味を持ってぜひ投票に行ってほしい」と話していた。

