東御市はこのほど、日本最大のトライアスロン専門サイトを運営するセロトーレ㈱(東京)、スポーツ戦略コンサルタントのスポーツローカルアクト㈱(同)と、3者による「スポーツによる地域の活性化に関する包括連携協定」を結んだ。
両社は、市が目指す「スポーツによる地域の活性化と持続可能な地域づくり」の趣旨に賛同。この日はセロトーレの中島秀彰社長とスポーツローカルアクトの赤嶺健社長が市役所を訪れ、花岡利夫市長と協定書に調印した。
市は、湯の丸高原の高地トレーニングの適地性を最大限に生かし、ナショナルチームはじめ全国の高校、大学、実業団、クラブチームの陸上や水泳の高地トレーニング合宿誘致や支援を通じ、スポーツを観光資源とした新たなツーリズム推進による、地域経済の活性化に取り組んでいる。
協定締結後、中島社長は湯の丸高原の室内プールなど施設の素晴らしさを伝え「ワイナリーもあり、市民アスリートにPRしていきたい」と話し、赤嶺社長は「市の魅力を伝えられるよう、協力していく」と、それぞれ思いを語った。
花岡市長は「協定締結を機に、スポーツ振興や地方創生など様々な分野で連携させていただき、協力体制をより強化なものにしたい」とし、「今後はスポーツイベントなども考え、湯の丸の良さを伝えていく」話した。