上田西高硬式野球部・笹原 操希さん育成枠の指名プロ野球ドラフト会議で読売巨人軍から「将来は日本を代表する選手になりたい」

信州民報

上田市下塩尻の上田西高校硬式野球部(矢澤龍一部長、吉崎琢朗監督)の笹原操希(ささはら みさき)さん(長野市出身)は11日、同日開かれたプロ野球ドラフト会議で読売巨人軍から育成枠(4位)の指名を受けた。


笹原さんは身長180・1㌢㍍、体重76・4㌔㌘。小学生から野球を始め、現在は同校硬式野球部でセンターを務め、高校通算本塁打は33本。


コロナ禍で昨年に引き続きオンラインで開かれたドラフト会議で、育成枠の指名を受けた後に笹原さん、吉崎監督らが同校からオンラインによる会見を行った。


育成枠で指名を受けた笹原さんは、各球団の支配下での選択終了するなか「支配下でいきたい気持ちはあったので、内心すごく焦りがあった」というが、「巨人から指名していただいて非常にうれしい。まずは家族に報告したい」と、胸をなでおろす。指名した巨人軍については「勝利が義務付けられている球団だと思う。昔から坂本勇人選手が好きだったので、手本にしていきたい」とした。


さらに「長野県を代表していくので、恥ずかしくないプレーや態度をしていきたい」とし、「走攻守でスピード感のあるプレーをし、一日も早く支配下になって、将来は日本を代表するような選手になりたい」と、意気込みを語った。


吉崎監督は笹原選手について「1年生のころから試合に出場してきた経験の中で、言葉やプレーで他の選手の模範となるような選手に成長してくれた」とし、「意思が固まって、もしジャイアンツでお世話になるとしたらスタートする段階では一番下。やるからには活躍し、記憶に残るようなプレイヤーになってもらいたい」と語った。


なお同校では昨年もドラフト会議で髙寺望夢選手が阪神タイガースに指名されているほか、卒業生として2人がプロ野球選手になっている。
 【オンライン会見のため写真は上田西高提供】。

▲育成枠で指名された笹原操希さん「撮影:上田西高校新聞委員会」
▲ (試合の写真は)2021年選抜高校野球時の写真「撮影:櫻林生成(上田西高校新聞委員会兼硬式野球部マネージャー)」


 

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