【上田市】わかいこ はたらこ プロジェクト開講式シードジャパン地域密着の就職サポート

信州民報

「自分の仕事を見つけたい!」。地域密着の就職をサポートする上田市長瀬のシードジャパン㈱(芹澤廣社長)で4日、「わかいこ はたらこ プロジェクト」開講式が行われた。


同プロジェクトは「UIJターンと地域若者等定住就職支援事業」を進める上田市が、平成28年度から同社に委託して実施するもの。各年度前期・後期の2期(定員各10人)で、これまでに約100人の若者が上田地域の企業に就職している。


同プロジェクトは、ただ仕事を探すだけではなく、社会人として求められる考え方や知識など様々な力を学び・高める座学研修と、それを実践する職場研修で長く、安定して働ける就職を目指す。2カ月間の研修中は給与も支給され、社会保険にも加入するため、安心して受講できる画期的なシステムだ。


令和3年度前期生は20代から30代の計8人(男女各4人)が、12月の転職を目指して緊張した面持ちで講義に臨む。開講式で、芹澤社長(65)は「たくさんの気づきが得られる講座。一歩踏み出す力を蓄えてもらえる学びを、一緒に考えながら進める」と激励した。


講師を務める㈱Tree of Heart(東京)の白石真樹さん(47)は、取材に「就職が問題ではなく、これからの時代、生き抜く力を身につけることが大事」と。また芹澤社長は「地域の若い人が地域に戻ってきて、より自分に合った仕事を見つけてほしい。その新たな生活を支援する」と話した。


同プロジェクト後期生を募集中だ。詳細は、▽期日=令和4年1月12日(水)~3月18日(金)。▽応募締め切り=12月20日(月)。▽定員=10人。▽受講費=無料。▽応募資格=市内30歳までの新しい一歩を踏み出したい若者。▽問い合わせ・申し込み=℡0120―45―8155へ。

▲開講式であいさつする芹澤社長
 


 

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