新型コロナ「まん延防止等重点措置」適用を受け上田市が感染対策強化について発表 

国から県に対して「まん延防止等重点措置」(27日~2月20日まで)が公示され県は26日、県内すべての圏域の感染警戒レベルを「6」とし、まん延防止等重点措置に基づく要請を全県に発出。上田市は「市感染防止対策」として、同期間中に前回「感染警戒レベル5・特別警報レベルⅡ」発出時からの継続対応に加え、次の対応を行う。


 【市有施設・貸館事業の対応】▽日帰り温泉施設の営業時間の短縮、利用人数の制限を実施。運営継続施設は閉館時間を一律、午後8時とする。


【教育施設の対応】▽小・中学校=各校の状況により、短縮授業や分散登校、ノートパソコンを活用した学習活動やオンライン授業を検討・実施。▽放課後児童施設=利用者を留守家庭対応部分登録者のみとし、利用の自粛や小学校低学年児童の優先利用の呼びかけをする。▽社会教育施設関係(公民館・図書館・博物館)=公民館は運営を継続(ただし利用の自粛を呼びかける)。貸館業務は継続(ただし期間中の新規予約受付を休止)。▽スポーツ関係(体育施設など)=屋外体育施設は感染対策を徹底したうえで運営。屋内体育施設は利用自粛を呼びかけ、期間中の新規予約受付を休止する。


【保育施設などの対応】▽保育園・幼稚園=家庭で保育が可能な場合は登園を控えることを依頼し、運営を継続。


【福祉関係施設などの対応】ふれあい福祉センター、丸子福祉センター、真田総合福祉センター、長瀬市民センターの貸館業務を休止。予約済みの場合も利用自粛を依頼。


【広報・啓発活動】県が行う啓発活動と連携した広報実施を検討。


【事業者への対応】27日~2月20日(日)までとする県の要請による営業時短、酒類提供の中止などの要請にかかわる情報発信をサポート。県と連携した市独自の事業者支援を検討・実施。


【感染拡大防止の取り組み】国・県との連携に基づくワクチン接種の前倒しなど、追加接種の取り組みを促進。


【市役所業務継続への取り組み】▽市民サービス提供の継続に向けた取り組み=業務継続計画(BCP)に基づく対応と対策。人員体制確保への取り組み実施。▽市役所庁舎管理の取り組み=交流スペースなど一部設備の利用制限。体温37・5度以上の職員や来庁者の入庁制限実施。


市は「これまで以上に自らを守り、大事な人を守り、地域を守るため、ご理解ご協力を」としている。

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