参議院長野県区補欠選挙(欠員1)は25日に投票、即日開票され、立憲民主党新人の羽田次郎氏(51)が、自民党新人の小松裕氏(59)に約9万票の差をつけて初当選した。今回の参議院県区補選は、昨年12月に立憲民主党の羽田雄一郎氏が新型コロナウイルス感染症で急逝したことに伴うもので、事実上の与野党の対決構図となっていた。県区補選には、他にも新人でNHK受信料を支払わない方法を教える党新人の神谷幸太郎氏(44)が立候補していたが、県内での選挙活動はしなかった。
参議院県区補選の当日有権者数は173万2060人(男84万1182人、女89万878人)で、投票者数は76万9088人(男37万8872人、女39万216人)。投票率は44・40%(男45・04%、女43・80%)だった。2019年7月参院選投票率は54・29%で、9・89ポイント下回った。
県区補選の市町村別投票率は次の通り。上田市44・67%(2019年7月参院選投票率との差10・01ポイント下回る)、東御市46・74%(同10・17ポイント下回る)、長和町59・11%(同6・94ポイント下回る)、青木村60・91%(同6・89ポイント下回る)、坂城町49・00%(同8・31ポイント下回る)、千曲市42・54%(同10・74ポイント下回る)、立科町57・49%(同6・97ポイント下回る)で、7市町村全てで下回った。