信州上田観光協会は13日(日)まで、別所温泉地域で「上田氷灯ろう夢まつり」を開催中だ。今年で3回目。北向観音堂をライトアップし、参道階段などに氷灯ろうを設置するほか、8日まで開催していた同祭プレイベントに引き続き、上田女子短期大学学生デザインの灯ろうやボールライトを大門通り、参道、外湯(石湯~大湯区間)に並べ、冬の閑散期の別所温泉街をにぎやかな雰囲気にしている。
北向観音堂のライトアップは毎年ライトの色を変えており、今年は「最強の運勢」「困難に打ち勝つ」の意味を持つ『五黄の寅』をテーマに〟黄金色〝にライトアップ。まつり初日の9日は午後6時にライトアップが開始し、見物に訪れた人々は「きれい」など話しながら、普段と異なる幻想的な雰囲気を楽しんでいた。
氷灯ろうは毎日、追加・交換して最大で約100基を並べ、ボールライトやLED灯ろうと合わせて計約250基の色とりどりの灯りが夜の温泉街を明るくする。また境内には、長野大学「MIZUMATCH」デザインのキャンドルアートも設置。点灯時間は北向観音堂のライトアップは午後6時~9時、灯ろう・ボールライトは午後4時30分~9時。
なお同祭では、「別所温泉旅館宿泊補助券1万円分」をプレゼント(上位入選6人)するインスタグラムフォトコンテストも開催中。応募期間は14日(月)午後5時まで、同祭を題材に冬の別所温泉に行ってみたくなるような幻想的な写真が応募対象だ。信州上田観光協会のインスタグラムアカウントをフォローし、「#2022上田氷灯ろう夢まつりインスタフォトコン」のハッシュタグを付けて投稿することで応募できる。
ほか別所線の記念乗車券や別所温泉クーポン券、まちのコイン「もん」のプレゼント企画も開催している。HP「うえだトリップなび」内(https://ueda-kanko.or.jp/special/kooritourou2022/)に詳細を記載。