スポーツ「モルック」を普及させよう 上田市に5月「モルック信州」発足!活動拠点の「BOXPARK」も設置

信州民報

フィンランド発祥のスポーツ「モルック」を普及させよう―と今年5月、上田市で発足した「モルック信州」(牧野雅之代表)。24日、初の大会「第1回モルックウンチョコカップ長野大会」を市内御所の活動拠点「BOXPARK」で開催した。


モルックは地面に12本の木製ピン(スキットル)を置き、木の棒(モルック)を投げて倒し、点数がちょうど50点になるまで競うスポーツだ。日本では2011年に協会が設立。近年、テレビ・バラエティ番組で紹介されてから愛好家が増えている。


モルック信州は、牧野代表が経営する㈱マキノのコンテナハウス展示場「BOXPARK」内にモルックコートを設け、道具を無料で貸し出して体験できる場を提供。普及に努めており、6月には日本モルック協会公認団体となった。


今大会はモルック愛好家の芸人・GO!皆川さんが主催し、モルック信州と共催で「モルックの楽しさを伝えよう」と企画したもの。大会は1チーム3~4人、10組によるトーナメント(敗者復活有り)で実施。県内外の初心者から経験者、熟練者が集まった。


「笑いとプロレスで信州を元気に」と活動する、信州プロレスの上田市在住メンバーは「コロナ禍、モルックで笑顔を届けよう」と、「信州プロレスモルック部」を結成し、BOXPARKで練習を積んで参加。また父親や友人とチームを組んで参加した長野市の中学生は、「テレビで見てモルックを知り、誕生日に用具を買ってもらった。友人と楽しんでいたが、大会があると聞いて参加した。力を発揮したい」と目を輝かせる。


また「世代を超えてモルックを楽しんでいる」という、兵庫県西宮市のチーム「武庫川モルックマメシーバ」も参加。他にも家族、友人、職場の仲間、愛好家と多彩なチームが参加し、大いに楽しんでいた。


なお、モルック信州によるBOXPARK・モルックコートは午前10時~午後5時に使用可能。水曜定休。BOXPARK内の店舗「union」で受け付ける。体験無料・用具貸し出しは、1泊2日・1100円。

▲ 初の大会に家族・友人・職場の仲間などによるチームが集まった。主催者のGO!皆川さんは「楽しんで!」と伝えた
▲BOXPARK内のモルックコート
▲木製のピン

関連記事一覧

特集記事

TOP