上田市真田中央公民館ロビー
真田絵画クラブと真田町写真クラブ合同作品展
芸術の秋を公民館で感じよう―と、上田市真田中央公民館で20日(水)まで、真田絵画クラブと真田町写真クラブ合同作品展をロビーで開催中だ。
真田絵画クラブは、桶田明夫講師と会員12人の作品を展示。会員は教室で取り組んだ静物画と写生に出かけた風景画を中心に一人2点ほどを出品し、力作が並ぶ。
椿やコーヒー道具などを描いた静物画は会員の視点・表現の違いが表れ、見て楽しい展示となっている。『良泉寺』『明神池』を描いた風景画も複数あり、それぞれの感性の違いが表れて見応えある内容だ。桶田講師も『良泉寺』『明神池』を出品している。
真田町写真クラブは、佐藤和雄講師と会員5人の作品を展示。風景・自然を感性豊かに、研さんを積んだ技術で捉えた美しい写真が並ぶ。
「幹」を題材とした視点・構図に感性が光る作品『蒼天を突け』、自然が見せる美しさを見事に捉えた『アルプスの夕焼』など、見る人を魅了する作品を展示。佐藤講師は令和2年11月18日の「しし座流星群」を撮影した『流れ星』などを出品し、プロの技術を伝えている。
なお真田中央公民館は、地区恒例「真田総合文化祭」が新型コロナの影響で昨年・今年と中止になり、活動団体発表の機会が減少するなか「ロビーを開放して作品を展示し、地域の人々が芸術・文化を身近に感じる場所としたい」と、ロビー展に取り組む。今後も各団体の作品を順次、紹介していく予定だ。