災害時のボラ活動支援に関する協定東御市社協と東御LCが調印式行う「安全・安心な地域づくりに努める」

信州民報

東御市社会福祉協議会(横山好範会長)は28日、同社協で市内の東御ライオンズクラブ(庄村茂会長)と、「災害時におけるボランティア活動の支援に関する協定」を締結した。


同協定は災害発生時に市社協が災害ボラ活動を行う際、ライオンズクラブ(LC)は可能な限り要請に応じるよう努めるとするもの。社協がLCに対して要請できる支援内容は、災害ボラの移動や活動に対する車両(バス、軽トラックなど)の提供、活動拠点に必要な設備や資機材などの提供。さらに利用する駐車場の提供、物的・人的支援の提供、災害ボラを対象とした飲食物(炊き出しや飲料)の提供などとしている。


この日は、東御市社協の横山会長と東御LCの庄村会長が出席。署名・押印をし、東御LCの庄村会長は「協定はより具体的で踏み込んだ内容となっている。社協から申し込みがあった場合は迅速に対応したい」と話し、横山会長は「全国で大きな災害が起きている。今回の協定締結は市民にとっても心強い。安全・安心な地域づくりに努めていく」と伝えた。


同協定の締結については昨年8月、全国社会福祉協議会と日本ライオンズクラブが締結。同年12月には、県社会福祉協議会と県LCが同協定を結んでいる。また上田市社協も今年5月、市内3LCと協定を締結している。

▲協定書を手に(写真右から)東御市社協の横山会長と東御LCの庄村会長
 

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