【東御市】ふるさとPR大使に地元の俳優・丸山智己さんシティプロモーションロゴマーク制定「ほどよく、田舎。とうみ」を訴える

信州民報

東御市は17日、魅力を紹介してイメージアップや認知度向上を―と、「市ふるさとPR大使」を新たに任命。また市のシティプロモーションロゴマーク制定を発表した。


ふるさとPR大使は、市の出身者やゆかりある人を任命するもの。同大使の一人目に就任したのは、市内滋野区出身の俳優・丸山智己さん(46、㈱キューブ所属)で、テレビや映画などで活躍中だ。任期は17日~令和6年3月31日まで。


市によると、丸山さんの発信力・影響力を発揮して市の情報発信ツールなどを通じ、魅力ある自然環境や地域ブランドを広く発信してもらい、認知度やイメージアップ、観光振興に関する役割を担ってもらいたい考えだという。


この日は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、東京都で緊急事態宣言発令中のため丸山さんは不参加で、本人のビデオメッセージを紹介。映像で丸山さんは「ふるさとを応援でき、光栄に思っている。素晴らしい東御市の魅力を県内外に知っていただくよう、いろんな活動をしていきたい」とし、「帰る際には、皆さんといろんな交流ができることを楽しみにしている」と伝えた。


さらにシティプロモーションロゴマークは、市のブランドメッセージ「ほどよく、田舎。とうみ」を視覚的に訴えるもの。5つの案について4月1日~30日の1カ月間の投票で、投票総数1616票中、448票を獲得したものを制定。現在、市では同ロゴマークの活用に向け、使用マニュアルなどの整備を進めているという。


決定したロゴマークは、クリエイティブファクト㈱(長野市)のグラフィックデザイナー・小林嘉恵さんがデザイン。この日、小林さんは「生産量の多いクルミやブドウ畑、東御市に暮らす人々を照らす、太陽をモチーフにした」と、デザインについて説明した。


花岡利夫市長は「市では令和2年度に『ほどよく、田舎。とうみ』というキャッチフレーズを掲げ、シティプロモーションに力を入れてきた」とし、丸山さんについては「ふるさとに対する愛情を深く持っており、市民との交流も今後、発展させていけたら」と話す。


またロゴマークについては「市役所が使うことはもちろん、市内の事業所や団体の活動の中でも活用していただき、市を宣伝していただければ有り難い」と伝えた。

▲ふるさとPR大使に就任した丸山さんの名刺を持って、花岡利夫市長(写真右)ら
▲ビデオメッセージで、大使就任あいさつをする俳優・丸山智己さん
▲決定したシティプロモーションロゴマーク
 

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