都内企業エクロールが上田市へ寄贈新庁舎へオリジナル洗面カウンター

信州民報

まもなく竣工式を迎える、上田市役所新本庁舎のトイレ・更衣室の洗面台(ボウル一体洗面カウンター)を、特殊コート一体成型製法による水回り製品の企画・設計・製造・販売および施工を行う、㈱エクロール(本社・東京)が寄贈。8日には同社の母袋秀樹代表取締役と山田陽平取締役・設計部長が来庁し、市庁舎で贈呈式が行われた。


母袋代表取締役は「創業者・母袋博一の『地元・上田市への貢献』という、この想いから行ったもの。私どもの『夢』を実現させていただいた」とあいさつし、人工大理石を用いた自社製品の特長について説明。「つなぎ目がなく、清潔で、手入れがしやすく、見た目も美しい。教育や医療、福祉施設などで需要が高まっている」と伝えた。


土屋陽一市長は「最新の洗面カウンターは美しく、人にやさしい設計となっている。大切に利用させていただきます」と礼を述べ、「貴社には上田第二中学校新校舎(2015竣工)の洗面台も寄贈していただいており、市への想いに深く感謝します」と伝えた。


なお寄贈されたボウル一体洗面カウンターは地下1階から6階のトイレ20カ所、更衣室8カ所の計28台で、オリジナル設計したもの。洗面台下部の幕板も設計し、寄贈された。


母袋代表取締役は「創業者の想いを継承していきたい。出身地・上田市で製品をお使いいただけるのは名誉なこと」と話した。なお東御市に、関連会社シンエクロール㈱を置く。

▲上田市出身の創業者の想いを伝える
▲寄贈された洗面台の一例(写真は女性トイレの洗面台)

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