参議院長野県区補選スタート3氏が立候補 投開票は25日

参議院長野県区補欠選挙(欠員1)は8日に告示され、25日(日)の投開票日に向け、本格的な選挙戦が開始となった。いずれも新人の3人が立候補し、新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、初日から激しい論戦が繰り広げられている。今回の参議院県区補選は、昨年12月に立憲民主党の羽田雄一郎氏が新型コロナウイルス感染症で急逝したことに伴うもの。長野県区は2016年参議院選から、改選数が2から1に減少となっている。参議院県区補選には、自民党の小松裕氏(59、医師)、立憲民主党の羽田次郎氏(51、会社役員)、NHK受信料を支払わない方法を教える党の神谷幸太郎氏(44、政党職員)の3人が立候補。野党側は候補を一本化しており、県区補選は事実上の与野党の対決構図となっている。なお諸派の政治団体「地域政党『信州義民の会』」の荒井久登氏(42)は立候補しなかった。

自民党の新人・小松裕氏は医師から政治家に転身し、衆院議員を2期務めた。8日は第一声をあげた後、午前に上田駅前で自民党の佐藤勉衆院議員、小渕優子・選対委員長代行、井出庸生衆院議員らと街頭演説。平野成基県議、石和大県議、清水純子県議、山田英喜県議らが応援に駆け付けた。


立憲民主党の新人・羽田次郎氏は兄・雄一郎氏の死去を受け、野党統一候補として出馬。8日は第一声をあげた後、午後に上田駅前で立憲民主党の福山哲郎幹事長、杉尾秀哉参院議員と街頭演説。高村京子県議、若林邦彦千曲会会長、そして故羽田雄一郎氏の妻・七栄さんらが応援に駆け付けた。

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