上田交通安全協会(宮澤郁夫会長)は13日、東御市の小中学校へ自転車の交通安全ルールなどを書いたマンガ本『自転車交通ルールを学ぼう!』を寄贈した。
同マンガ本は、自転車駐輪場の整備に関する事業などを行う(公財)自転車駐車場整備センター(東京)が、よりよい自転車環境づくりの一環として2011年から、小ページ小冊子として発刊を開始。18年に全25巻となり、現在の交通法規に合わせて変更を加え、1冊にまとめたものだ。
この日は、宮澤会長と上田交通安全協会東御部会・星野義政部会長らが市役所に来庁。花岡利夫市長に市内7校分計8冊を手渡した。本には「二人乗り禁止」や「交差点の曲がり方」など、様々な違反や禁止事項、守るべきルールが二色刷りマンガで、わかりやすく描かれている。B6判、299頁。非売品。
星野部会長は「意外とルールを知らない。自転車は免許がいらないだけに怖い」と話し、宮澤会長は「マンガだから子どもたちも読みやすいはず」と伝えて懇談。花岡市長は「小学校で自転車が乗れるようになり、中学校ではすぐ通学などに使うようになる。ぜひ読んでもらいたい」とし、「大切に学校に届ける」と礼を述べた。
なお上田安協は19日(水)には管内の上田市内小中学校29校に42冊を、20日(木)には青木村の小中学校2校と青木小自転車クラブへ計10冊を寄贈する。また依田窪交通安全協会(齋藤重一郎会長)は19日、丸子地区小中校7校に14冊を寄贈。後日、長和町内3校に6冊を届ける予定だという。
[信州民報:2020年2月15日(土)]
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