新春の走り初めは上田古戦場から―。(一社)上田市体育協会(母袋創一会長)は9日、「コロナゼロを目指そう! 5670㍍ラン&ウォーク」を市内下之条の上田古戦場公園一帯で開いた。
コロナに負けない体力(からだ)をみんなでつくろう! と、今年初めて企画。数字の語呂合わせで「5670(コロナゼロ)」㍍を走ったり歩いたりして踏破する、「スポーツで 健幸で元気な上田」をサポートするパークRUNイベントだ。
コースは県営上田野球場周囲を4周するコースと、千曲川堤防を古舟橋手前まで行って折り返すコースの2種。寒いなか真田クラブスポーツ少年団児童・父兄や上田・小県駅伝部メンバー含め、幼児から高齢者まで約100人が参加した。
出発式は県営上田野球場駐車場で行い、箱根駅伝3回出場経験のある宮岡聖次団長が司会をし、海外チームでのラグビー経験があるMOBILE GYM(菅平)の桑田雅之代表がウォーミングアップを指導して体を温め、参加者は思い思いのコースに出発した。
母袋会長は、取材に「コロナ禍だから何もしないではなく、何ができるか考えた。スポーツを通して上田から健幸と元気を発信したい」と話す。同体協が今年度から上田古戦場公園の指定管理者となったことから今後も同公園の利活用を考え、今回の新春イベントは恒例化する予定という。
上田市体協では2月13日(日)、「みんなでチャレンジ42・195㌔㍍ 上田古戦場公園リレーマラソン2022」を開催。現在、参加者を募集中だ。「みんなのタスキリレーでチャレンジしてみよう??」と、仲間と共にタスキをつなぎゴールを目指すイベント。卒業の思い出になど、それぞれの思いを載せて参加してみては? 参加費は1チーム3000円+参加人数×500円。申し込み期限は23日(日)まで。申し込み・問い合わせは℡27―9400(上田市体育協会)へ。