東御市県の平安閣みまきで10日、恒例の「新春経済講演会」が開かれ、約200人が参加した。市、市商工会、市工業振興会、市羽毛田工業団地協議会でつくる市企業経営セミナー運営委(清水初太郎会長)の主催。
開会にあたり、清水会長は「大勢の市民のみな様に参加していただくため、今年は変わった趣で講師を選定した」とし、「年頭にあたって、市民のみな様に何か感動を与えられたら」とあいさつした。
この日の講師は舞の海秀平さん。「猫だまし」「八艘飛び」など当時、角界最小の身体ながら数々の技でファンを驚かせ、1999年に引退するまでに技能賞を5回受賞している。現在はNHK大相撲解説者などを務めるほか、テレビ・ラジオなど幅広く活躍中だ。今回は、「決してあきらめない」を演題に講演した。
舞の海さんは「内容はほとんど相撲の話で、残念ながらみな様のためになることは一つもございません」などと冗談を交え、大相撲解説者ならではの視点で相撲に関する様々な事柄をユーモラスに語った。なお会場では台風19号災害義援金の募金も呼びかけ、募金箱も設置した。
[信州民報:2020年1月16日(木)]
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