上田創造館で恒例「凧展」9日まで開催「真田幸村」凧や「常田凧」など展示信州常田凧保存会 

信州民報

 上田市の上田創造館1階エントランスホールで9日(日)まで、恒例の「凧展」が開催中だ。


信州常田凧保存会の協力で行う同展で、今年展示する最大の凧は「常田獅子」をデザインしたもの。タタミ15畳敷きの特大サイズで、吹き抜けになっている同館エントランスの天井付近から、大人が手を伸ばせば届くほどの高さまで下がっている。


他にも10畳敷きの大きな「真田幸村」凧や1・5畳敷きの「常田凧」なども展示し、訪れる人々は足を止めて「大きいね」と、凧を見上げる姿があった。


他にもエントランスの壁には約30の大小様々な凧がずらりと並び、武者絵や常田獅子のほか、子どもたちに人気の「鬼滅の刃」や「アンパンマン」がデザインされたものも多く展示。なかには五輪をデザインした絵柄のものも並び、訪れる人々は昔ながらのお正月気分を味わっていた。


信州常田凧保存会は1988年、市内常田地区に住む凧作り愛好家20人ほどで結成。同会の常田凧は佐久凧の流れをくみ、大きいものでは8~10畳敷きほど。全国レベルの凧上げ大会にも出場し、凧作りを通じて青少年の健全育成に貢献している。


なお展示時間は午前9時~午後5時(同館の開館時間中)。入場無料。

▲大きな「真田幸村」の凧
▲展示する「常田凧」
▲展示中最大の「常田獅子」の凧と鑑賞する家族


 

関連記事一覧

特集記事

TOP