東御市の湯の丸高原・池の平湿原「三方ヶ峰」では現在、コマクサが小さな淡紅色の花を咲かせ始めている。見ごろは今月下旬ごろ。
コマクサは、ほかの植物が育たないような高山の砂れき地に点々と咲き、「高山植物の女王」と呼ばれ、花の形が馬の顔のようなことから「駒草」という。
池の平湿原付近では、三方ヶ峰と見晴丘に群生地があり、同群生地では珍しいコマクサの白花も咲くという。
7日現在は、三方ヶ峰で「咲き始め」(湯の丸高原ビジターセンター情報)だ。9日にはピンク色や赤色のコマクサ10株ほどが花を咲かせており、開花間近のものもいくつも見られた。