新しい内村橋では川の中に橋脚がない形と
一般県道荻窪丸子線の内村橋は、あす28日(日)午後2時ごろ開通する。
荻窪丸子線は県の近年の調査では12時間で約6300台が通行する、比較的交通量の多い路線。旧内村橋は本橋(昭和47年架設、車道・歩道)と側道橋(昭和27年架設、歩道)が分離しており、令和元年に東日本台風で上流側に分離していた側道橋が落橋。本橋も橋脚まわりの洗堀により橋脚及び路面が沈下し、通行不能になった。
その後、調査を経て令和元年12月から復旧工事を開始。旧内村橋を撤去して全面架け替えとし、このほど完成した。新たに完成した内村橋は橋長43・0㍍、全幅13・3㍍(車道7・5㍍と歩道2・5㍍が両側にある)。旧内村橋では川の中に橋脚が2本あったが、洪水の際の橋脚まわりの洗堀が懸念されることから、新しい内村橋では川の中に橋脚がない形とした。
開通を記念し、今日27日午後7時からは依田川沿岸で打ち上げ花火を実施(内村橋開通記念打ち上げ花火実行委員会)。また開通日の28日(日)は午前10時から荻窪丸子線・国道254号のバイパスなど、住民の生活環境改善のために道路整備を促進する「東内西内地区の安心安全環境を守る会」(中村晃会長)が実施主体となり、現地で開通式を行う。

