【身体教育医学研究所】里山探検10周年記念写真展 始まる!「みんなの足あと」厳選した60枚展示東御市文化会館

信州民報

東御市文化会館展示室で14日、(公財)身体教育医学研究所(市内布下)の里山探検10周年記念「みんなの足あと」写真展が始まった。里山探検は、同研究所の「楽育ひろばtomi」が運営。2012年から始まり、子どもの「やりたい」ができる環境を整え、子どもの持つ「育つ力」を信じ、大人は見守り・寄り添うを大切に、ボランティアスタッフに見守られながら子どもたちは、市内奈良原の「四季の森」で安心して探検に興じる。


活動は毎年5月から翌年2月までの10か月、里山探検あそび「キラキラ」(0~3歳児)、里山探検活動「ドキドキ」(年中~小1)、里山探検サークル「ニコニコ」(全年齢)の3グループが月各1~2回、年間計60回ほど行い10年間で撮り溜めた写真は総数7万枚余。本写真展では、その中から厳選した60枚の写真パネルを展示した。


新緑や紅葉、雪に囲まれた林の中で木登りやたき火、泥んこ遊び。歌ったりゲームをしたり、岩山を登る子など、子どもたちの自然の笑顔がはじける。さらにスライドショーやタブレット端末で、年代ごとの10年間3000枚の思い出アルバムも見られる。


長女(6歳)の笑顔の写真を見ながら、母親(市内常田)は取材に「自然の中で、のびのび遊ばせたいとは思っても、どうすればよいかわからない。でもこういう企画があるから子どもたちも安心して遊ぶことができ、親も癒される。子育てするには有り難い地域」と話す。


同研究所指導主任・谷貴人さんは「森に放つことで、子どもたちは自由に体を動かす。その生き生きした姿を見てほしい」とし、「活動を知らない人もいる。ぜひ知って応援してほしい」と話した。写真展は22日(水)まで、時間は午前9時~午後5時。21日(火)休館。

▲姉の笑顔を指さす妹
▲ 子どもたちの笑顔がはじける写真が並ぶ

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