現在、季節の果物・ブルーベリーが収穫期を迎えており、上田市真田地域の各観光農園では3日から順次、オープンしている。真田町本原のブルーベリー園「ベリーガーデンさなだ」(中村武光さん、℡090―1869―5973)では10日、さなだ保育園園児らによるブルーベリー摘み取り体験が行われた。
同園は平成12年ごろから、荒廃地対策として山崎観光農園活性化組合がブルーベリーの栽培を始めたもの。現在は約100㌃に「アーリーブルー」「スパータン」など、数種類の品種・約3000本のブルーベリーを栽培。3日のオープンから大きく育った実は、多くの人々に楽しまれている。
この日は、同園園児ら50人が摘み取り体験を実施。「たくさん採れた」「おいしいアイスがつくれそう」と、大はしゃぎでブルーベリーを摘み取っていた。同園を管理する、山崎観光農園活性化組合員は「黒く大きくなったものがおいしい」など、摘み取る際のアドバイスを行っている。
同組合・高寺操次郎副組合長は「実のなり具合は例年より早い。近年の少雨で若干、実の数は少ないが甘さなどは例年通り、おいしく育っている」と話した。なおブルーベリー園の詳細は次の通り。
▽赤井活性化組合農園(若林忠道さん、℡090―2933―2235)=7日~オープン。▽萩活性化組合ブルーベリー園(中川則幸さん、℡090―2566―5539)=7日~オープン。▽塩沢農園(塩沢勇一さん、℡080―1048―0050)=8日~オープン。▽細流園(大久保幸吉さん、℡080―1334―8585)=25日(水)~オープン。▽一之瀬農園(一之瀬千恵子さん、℡080―1085―6558)=25日(水)~オープン。
なお各園では摘み取り体験などができる。摘み取り体験は一人500円(入園料込み)。持ち帰り1㌔㌘1500円。問い合わせは各農園へ。
[信州民報:2018年7月11日(水)]
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