安倍晋三首相が2月27日、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、全国の小中高校などに臨時休校を呼び掛けたことを受け、上田市・東御市・長和町・青木村の各教育委員会は翌28日、管内小中学校に対して2日からの休校を指示した。
上田市教委は管内36小中学校に対して、春休みまで(都合3月いっぱい)の休校を指示。自宅での生活は各校の判断に任せた。また卒業式(小学校18日、中学校17日)は卒業生とその保護者、教職員のみで行い、来賓及び在校生の出席はない。終業式日は未定。
東御市教委は15日(日)まで管内7小中学校を休校とし、自宅での生活は各校に任せて不要不急の外出は避けるよう指示している。卒業式(小学校18日、中学校17日)は規模を縮小して行うよう、内容を検討中だ。
長和町教委は、小学校2校は16日(月)まで、依田窪南部中学校は15日(日)まで休校。卒業式(小学校18日、中学校17日)は卒業生とその保護者、教職員のみで行う。なお卒業式の翌日が終業式で以後、春休みとなる。自宅での生活は保護者に任せるが、無理な場合、小学生は就学時間中を学校で、放課後は児童クラブで見守る態勢を取る。
青木村は小・中学校2校に22日(日)までの休校を指示、卒業式(小学校18日、中学校17日)の詳細は未定。卒業式の翌日が終業式で以後、春休み。学習などに関しては、家で無理な場合は児童センターが利用できる。
坂城町は2月28日午後4時現在、協議中。高校の休校要請に対しては、県教委は国からの正式文書を待って、至急検討するとしている。
[信州民報:2020年3月3日(火)]
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