上田商工会議所は8日、恒例「新春賀詞交換会」を同所ホールで開催。約200人が参加し、新春を寿いだ。
和服姿で迎えた栁澤憲一郎会頭は「大きな動きの中で始まった新年。地理的に原油やガスが値上がりしているが、落ち着いてほしい」と米イラン紛争を憂い、「(次世代ネットワークサービス)5Gも始まり、オリンピック・パラリンピックもある。いい年になってもらいたい」と、あいさつ。
また2021年NHK大河ドラマの渋沢栄一を描く『青天を衝け』と、22年の鎌倉幕府の実質的な最高権力を握った武将・北条義時を主人公にした『鎌倉殿の13人』に触れ、「共に上田市と関わりある人物や事柄」として、ドラマの中に上田が取り上げられることに期待をかける。そして「会議所一丸となって事業を展開していくので、ご協力をよろしく」と、力強く結んだ。
来賓の土屋陽一市長、井出庸生衆議、平野成基県議があいさつし、花を添える。続いて市内6蔵の清酒の樽を並べて鏡開きし、鈴木英昭上田地域振興局長の音頭で、上田の地酒で乾杯。参加者らはにぎやかに賀詞を交わし、懇談を繰り広げた
[信州民報:2020年1月11日(土)]
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