【東御市】応援プロジェクト「蝶のグッズ」制作・販売 浅間山系ミヤマシロチョウの会「エコ大賞」実寸大の「オオルリシジミ」など追加で3種

信州民報

東御市の「ミヤマシロチョウ等保護活動応援プロジェクト」はこのほど、市内で舞う蝶をデザインした実寸大「オオムラサキ」「アサギマダラ」「オオルリシジミ」のグッズ(マグネット付き)を制作、販売を開始した。同グッズは「ミヤマシロチョウ」=本紙既報=と合わせ4種となる。同プロジェクトは市内企業など有志で立ち上げ、同グッズは市内企業・㈱信越精密が制作し、浅間山系ミヤマシロチョウの会が監修した。賛同した市内多数の団体・企業が購入し、保護活動への資金に充てている。また市内5小学校にはクリアファイルを贈呈した。今回グッズは各種200個を用意。価格は1個300円(税別)。問い合わせは同プロジェクト・後藤さん℡090‐4068‐4174へ。
 
東御市の浅間山系ミヤマシロチョウの会(花岡敏道会長、会員40人)はこのほど、県環境保全協会の「エコ大賞」を受賞した。同会は、県希少野生動植物保護条例の特別指定種「ミヤマシロチョウ」の保護団体として2010年に設立。今まで湯の丸高原での保護パトロール、越冬モニタリング調査などを行っている。また地元小学校での環境学習支援なども実施し、地域への貢献も高く評価された。花岡会長は「今まで地道な活動をしてきた。光を当てていただいたことは励みになる。今後より一層、活動を続けていきたい」と語った。

▲ グッズ(マグネット付き)。(写真上は)オオムラサキ、(写真中央右は)アサギマダラ、(写真中央左は)オオルリシジミ、(写真下は)ミヤマシロチョウ
▲ミヤマシロチョウ保護活動の資料を手に、花岡敏道会長


 

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