瑞宝双光章冨山 剛さん学校薬剤師

信州民報

講演会で薬物乱用防止について啓発
 
 
東京薬科大学薬学部卒業後、薬剤師免許を取得し、寿製薬㈱に勤務。昭和57年には社長就任し、平成25年からは同社相談役をしている。昭和37年に学校薬剤師の制度ができてすぐに県坂城高等学校の学校薬剤師となり、約60年にわたって継続し、現在に至る。


学校薬剤師としては定時制課程(設置当時)の生徒らが学ぶ環境の照度検査やプールの水質検査、高校生が安易に薬物に手を出さないよう、「薬物乱用防止」「薬の知識」といった講演会で薬物乱用防止について啓発してきた。


受章には「光栄だと思っている。皆さんのご協力のおかげ」と笑顔。冨山さんは「プールの水質の検査では実際にプールの水の中に入ってサンプルを採取するのが大変な仕事だった」と、活動を振り返り、今後について「学校をよくするための協力をしていきたい」と思いを語った。


 


 

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