『ぐるっと上小ご朱印めぐり』始まる 企画は「神幸(かみさち)めぐりの会」期間は8月1日~10月31日

信州民報

上小地域の8神社(上田市の生島足島神社、山家神社、眞田神社、子檀嶺神社、上田大神宮、上田招魂社。東御市の白鳥神社。長和町の古町豊受大神宮)は、合同企画「御朱印巡り」に取り組む。


『ぐるっと上小ご朱印めぐり』と名付け、8社を巡って「御朱印」を集めると修了証を発行し、記念品を贈呈するもの。期間はあす8月1日(日)~10月31日(日)の3カ月間だ。


巡り方は、一社目参拝時に「ご朱印巡りに参加します」と申し出ると、御朱印と共に「ぐるっと手形」が渡される。各神社の御朱印を受けた証として、この手形にスタンプを押して8社全ての御朱印とスタンプを集めるというもの。


修了証および記念品は生島足島神社、山家神社、眞田神社の3神社で発行・贈呈。なお期間中は、全社共通の気龍印が捺された特別御朱印となる。また「ぐるっと手形」に証を集めると、神前のしつらえやお供え物が整い、裏面の「修了証」に「神幸印」が捺される。


企画したのは、30~40代の神職が中心の「神幸(かみさち)めぐりの会」だ。「老若男女問わずに楽しめて、地域の神社を知り、身近に感じてもらおう」と、初めて取り組む。生島足島神社の友野直樹権禰宜、山家神社の押森慎宮司、子檀嶺神社の清住邦廣禰宜、古町豊受大神宮の立岩千尋禰宜の4人はホームページに想いを記し、「神幸に巡り会えますように」と伝える。


実施に先立ち28日には、上小敬神婦人会など有志による正式参拝を古町豊受大神宮と子檀嶺神社で行い、上小敬神婦人会と山家神社の雅楽会により雅楽が奉納された。上小敬神婦人会は参拝後、奉仕活動の一環としてパンフレット作りを子檀嶺神社で実施。またこの日は一般を対象とした予行企画も行い、「ぐるっと手形」を手に神社を巡る人も見られた。

▲ 古町豊受大神宮での正式参拝の様子
▲ 雅楽奉納の様子
▲「ぐるっと手形」。8社のスタンプを集めるとお供え物が整う

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