新たなお花屋さん「アトリエ Ropeco(ロペコ)」が4日、東御市和のカフェギャラリーすみれ屋の入口横にオープンした。
店に入るとテーブルには可憐で美しい生花とセンスの良いアレンジメント、天井から多種類のドライフラワー、そして壁にはドライフラワースワッグ…、花とグリーンの魅力があふれている。
オーナーは吾妻有耶子さん。出身地・千葉県で花屋に勤めた後、夫の故郷・東御市へ。「子育てと花屋は両立できないと諦めていたが、お店(フローリスト桜屋)の理解・協力のもと、長年働かせていただいた」とのこと。
友人の清水典子さんが切り盛りする、すみれ屋隣りの空きスペースが元々花屋だったことから、清水さんや家族らの後押しを受けて独立を決意。特に「コロナ禍で社会が、生活が変わるなか息子たちの頑張る姿を見て、自分も頑張れると思った」という。
ロゴに添えられたイラストやオリジナルの一輪挿しを夫が手作りするなど、家族をはじめ工芸作家の友人らも協力。「桜屋さんはじめ、周りの皆さんのお陰で一歩を踏み出すことができました」と話し、長年培った技術とセンスを活かして「花のある暮らし」を地域の人々に届けていく。
贈り物の花束・アレンジメント、店舗・家を彩るフラワーアレンジなど、完全オーダーメイドで客の要望に応えるとのこと。「気軽にご相談下さい」と伝える。また大人向け・子ども向けの少人数制レッスンやワークショップ、出張レッスンも行う予定だ。
さらに「花いっぱいのロペコで写真を撮りませんか!」と、店内を撮影場所として使用することも勧めている。心潤う花屋の誕生が、地域を元気にする。
住/東御市和6099‐1。℡/070‐3235‐8787。営/午前10時~午後4時。休み/水曜、木曜定休。土曜、日曜不定休。