上田市のNPO法人うえだミックスポーツクラブ(荒川玲子理事長)で活動する、チアリーディングチーム「上田エンジェルス」はこのほど、「USAオール・スターナショナルズ2021」全国大会で見事、4部門で1位という初の快挙を達成。選手らは26日、土屋陽一市長を表敬訪問して喜びの報告をした。
本年の同大会はコロナ感染症対策のため映像審査で行われ、同クラブからは「ホワイト」(ミニ編成、小4以下)、「ブルー」(ユース編成、小1~小6)、「スカイ」(ジュニア編成、小5~中3)、「バーニングスター」(シニア編成、小5~高3)の4チーム、58人がエントリー。4チームがすべて1位になり、さらにミニ・ユース両編成で編成別のチャンピオンを獲得した。
この日は荒川理事長始めコーチ、各チームのキャプテン・副キャプテンら13人と保護者らが来庁。ヘッドコーチも兼ねる荒川理事長は1位になった4チームの演技映像を流し、「感染予防のためスタンツ(組み技)ができず、どう一体感を見せて演技するのか問われる大会になった」と報告。
キャプテンらは口々に、コロナ禍で思うような練習のできない苦労を伝えながら、全国1位獲得を喜ぶ。そして「それに甘えることなく、さらに上を目指す」「課題はある、いい結果を残せるようにしたい」などと抱負を語った。土屋市長は「学んだことを活かして、さらなる素晴らしい成果を期待している」と激励した。
同クラブにはチアリーディングチームは現在6チーム(81人)あり例年、国内はもとより世界的にも優秀な成績を収め、一昨年にアメリカで行われた世界大会に出場した際には、海外の本場チームに交じって健闘して準優勝を勝ち取っている。