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【創立60周年の千曲荘病院が記念講演会 】満席の会場で小林教授が「健康」を語る 「謙虚に生きる 健康診断が大切」 上田市内

上田市中央東の(医)友愛会千曲荘病院(遠藤謙二理事長兼院長)は29日夜、創立60周年記念講演会を市内天神の高砂殿で開催。会場は500席満員の来場者で盛り上がった。


同院は昭和33(1958)年8月、市内下紺屋町に精神科医院として遠藤利治氏により開院され、36(1961)年に現在地に病院を新築・移転。以後、増新築を繰り返して現在、5棟で障がい福祉に関する診療・介護などを続けている。科目は精神科、神経科、心療内科で239床。遠藤院長の就任は平成8(1996)年4月だ。


開会に先立ち、遠藤院長は「障がい者もそうでない人も一緒に、差別のない共生社会を形成していこうという信念で、地域の中核病院として日々、診療にあたっている」とし、「病院祭も地域の大きなイベントに育った。皆さんに支えられて、ここまで来たことに感謝する」とあいさつした。


講師はテレビなどにも数多く出演し、著書も多数ある順天堂大学医学部の小林弘幸教授。自律神経研究の第一人者である小林教授は、「健康の正体~今なにをすべきか~」をテーマに講演。「ミスには原因がある」として自律神経の乱れを挙げ、自律神経を司る交感神経と副交感神経のバランスなどについて説く。


そして「健康とは質のいい血流であること」とし、腸内環境から派生する様々な問題についても触れ、「生きていく上に大切なもの」として深呼吸、朝食、笑い、睡眠、ぬるめの風呂、運動などを挙げる。またストレッチの要点を教えると、一緒になって体を動かす来場者らも多かった。

最後に、まとめとして外科医の格言「ゆっくりはやく」を提唱。「早くやろうと思うと余裕がなくなり、失敗してやり直す。ゆっくりを意識したほうが、結果的に早い」とし、「謙虚に生き、健康診断が大切」と諭した。来場者らは冗談に笑い、相づちを打ったりメモをとりながら耳を傾けていた。
 

▲あいさつする遠藤院長
▲「ミスは自律神経の乱れ」と小林教授 
 

[信州民報:2020年2月1日(土)]

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