【上田商議所】中小企業相談所がコロナ対策「緊急経営相談会」ひらく雇用維持・テレワーク化などに対応次回は6月21日を予定

信州民報

上田商工会議所中小企業相談所は24日、同会議所5階ホールで「コロナ対策 緊急経営相談会」を開催。コロナ禍の不安定な経営環境に対応するため、各分野の専門家が相談員となり事業者の相談に個別に対応した。


同相談会では税理士、行政書士、中小企業診断士、司法書士、社会保険労務士や信用保証協会などが事業者の相談に乗り、同会議所は事業者それぞれに合った相談員を案内。「雇用維持」「テレワーク対応」「給付金申請」「事業再構築補助金」「不動産・会社登記」「資金繰り」など、様々な経営に関する相談に対応する。


同会議所中小企業相談所・佐藤有主査は「昨年から商工会議所の窓口でも、地域の企業からコロナ関係の経営相談が多くなっている。昨年の全国の緊急事態宣言から1年ほど経過したところで、改めて込み入った相談が増えてくるのでは」とし、「政府の出している支援策も日々切り替わっているものがあるので、そういった制度を活用するにも、より詳しい相談を受けていただくため専門家の力が必要なケースも多い」と、同相談会企画の経緯を説明する。


同相談会の次回は6月21日(月)開催を予定しており、6月5日の会議所会報うえだで募集開始予定。新型コロナウイルス感染症対策として事前予約制で時間割もあらかじめ設定し、不特定多数の人が接触しないように配慮しているほか、オンラインでの相談も可能だ。


なお中小企業相談所では「相談の機会を多く持つ方が良い」として、経営、法律、登記、金融、税務など、ジャンル別に専門家による定例相談も実施している。問い合わせは上田商工会議所中小企業相談所℡22‐4500へ。

▲専門家が個別に相談に対応する
 


 

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