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【先人の暑い夏を涼しく過ごす知恵】 上田駅お城口で「打ち水大作戦」 上田市  

日本では昔から、暑い夏を涼しく過ごす知恵として「打ち水」を実施している。上田市でも「水の日」の1日、上田駅お城口で「打ち水大作戦」を実施。今回で12回目だ。市と共に同イベントを運営する、うえだ環境市民会議・町田勉議長は「先人の工夫と知恵が詰まった、涼をとる方法の一つ。今年は特に暑さがきつい。マイナス2度が目標」と話す。


打ち水に先立ち、同市民会議とJROB会は駅周辺の清掃・除草活動を実施。また市生活環境部は、上田駅前の「桝網用水」から水を汲み、打ち水用のバケツ50個を用意した。午前10時40分、参加者が集まり打ち水作戦を開始。市生活環境部長が「地球に感謝し、環境を守り、人と人との輪を広げ、『呼び水』として遊び心を持ちながら、打ち水を行おう」とあいさつし、町田議長の合図で一斉に水を撒いた。


参加者の商工会議所女性部は「暑さ厳しく、まさに打ち水日和」と笑顔で話し、JEOB会は「駅利用者に少しでも涼しさを」と思いを込め、数分間にわたり水を撒く。


打ち水前後の温度差は、地表面が57℃から40℃程と20度近く下がり、地表から50㌢㍍地点では40℃から39℃程と約1℃下がった。しかし地表から1㍍地点は40℃から41℃へと上がってしまい、「今日の暑さだから時間が経てば気温は上がる」と参加者は苦笑い。それでも「少しは涼しさを感じるかな」と、日本の風習を楽しんでいた。


なお打ち水強化月間(7月23日~8月23日)の時期は、全国各地でも「打ち水大作戦」が行われているという。

▲50人ほどで「打ち水大作戦」。駅利用者に涼しさを届けた

[信州民報:2018年8月2日(木)]

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