地元高校生の協力を受け、東御市田中商店街に10日、「フラワーロード」が誕生した。コロナ禍、季節の花々が商店街の沿道を彩る。
同フラワーロードは、市の中心市街地活性化協議委員会(新保伸二委員長、約10人)が中心となり行ったもの。この日は同委員会に東御市、市商工会、東御清翔高校から約30人が参加し、田中商店街にプランターの花々を設置した。
初の試みで、沿道両側には同活性化協議委が用意した「木のプランター」50個と、通常プランター50個を用意。作業後、田中商店街には季節の3種(マリーゴールド、サルビア、日々草)の花々が姿を見せ、華やかなフラワーロードが完成した。
東御清翔高校生徒は昨年、一昨年と同活性化協議委に協力して「田中まちなかお化け屋敷」を開催。しかし今年は新型コロナウイルスの影響で、できないことからフラワーロードに協力し、大人と高校生がコラボして取り組んだ。参加した高校生は「買い物などで訪れた際に、ぜひ見て楽しんでほしい」と話す。
なお東御清翔高生徒はフラワーロード、お化け屋敷のほか以前から市街地の活性化に協力。市内のJA信州うえだラ・ヴェリテ西側にある、「のぞみの家」シャッターのアートにも取り組んだ。