【コロナ禍】丸子北小6年生が「千羽鶴」贈る!医療従事者・患者さんを元気付けようエントランスに展示し協力呼びかける

信州民報

コロナ禍で医療従事者を元気づけよう―と、上田市立丸子北小学校6年生30人は12日、地元の特定医療法人丸山会・丸子中央病院へ「千羽鶴」を贈った。


丸子北小は、「コロナだから丸子中央病院へ千羽鶴を贈ろうプロジェクト」を立ち上げて準備。児童が6月中旬、「医療従事者の皆さんを元気付けたいと、千羽鶴を用意しました。受け取ってください」と連絡。同病院では「うれしかった」といい、この日の受け渡し式となった。


この日は6年2組児童が参加し、児童会長が「一羽一羽の千羽鶴の力で、医療従事者と患者さんを元気付けたいと思っています」とあいさつ。その後、千羽鶴を同病院・丸山和敏理事長に渡した。


同千羽鶴は2カ月かけて製作したといい、丸山理事長は「心のこもった千羽鶴をありがとう。ワクチン接種が始まっているけれど、希望を持ちながらやっている」とし、「お願いしたいことは、コロナにかからないように。マスクなど基本的なことは守ってほしい。千羽鶴を折った時の気持ちを思い出し、頑張ってほしい」と伝えた。


千羽鶴は、同病院の1階エントランスに展示するとし、一人ひとりの協力がコロナを無くす力になるように呼びかける。なお丸子中央病院は昨年5月から、海外渡航者向けのPCR検査を開始。発熱外来を設置するなど、新型コロナウイルスの状況にあわせ体制を整えてきた。現在は新型コロナウイルスワクチンの集団接種を実施し、1日約200人の接種を行っているという。

▲贈呈の千羽鶴を手に全員で記念撮影
▲児童から丸山理事長に贈った

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