【上田市】 8月の「2018信州総文祭」に向け 上田駅前にタペストリー設置! 上田高美術班がデザインを担当

信州民報

今年8月に長野県内で開催する「2018信州総文祭(第42回全国高等学校総合文化祭)」をPRしようと2日、上田駅前に高校生らがデザインしたタペストリーが設置された。


タペストリーは市の依頼でデザインしたもので、上田高校美術班3年の柴﨑瑞希さんが制作したポスターをデザインに取り入れ、同・沓掛千夏さんがレイアウトなどを行ったもの。大会テーマカラーの一つ・オレンジを基調とした、3×3㍍のタペストリーは駅利用者らの目を引いている。


デザインに取り入れられているポスターは善光寺、上田城、松本城の3つを背景に、高校生が御柱に乗って勢いよく前進する様子をデザイン。柴﨑さんは「力を合わせれば大きなことが成し遂げられるということや御柱祭の勢いと高校生の勢いを表現した」と説明した。


また2018総文祭美術工芸専門部生徒部会部長として、総文祭に関わることについては「こういう機会を与えてもらわないとできないことを、たくさんさせてもらっていて有り難い。普段関わることのない高校生と、総文祭を通して関われることに感謝しながら頑張りたい」と思いを語った。


同部会の副部長を務める沓掛さんは、タペストリーのデザインについて「高校生らしい元気な感じを出そうとオレンジを基調とした」と説明。「総文祭には相当な力作が集ってくると思うので、ぜひ見に来てほしい」とし、「絵画だけでなくデザイン画、映像など様々扱っているので、誰でも好きな作品が見つかると思う」と語った。


信州総文祭は8月7日(火)~11日(土・祝)に開催。上田市ではサントミューゼを主会場に美術・工芸部門と演劇部門の展示・上演がされる。なお同タペストリーは、8月10日(金)まで掲示する予定だ。

▲3×3㍍のタペストリーとデザインに関わった2人(写真左から柴﨑さん、沓掛さん)


 

[信州民報:2018年7月3日(火)]

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