新型コロナ感染警戒レベル「5」引き上げを受け上田市・東御市が感染対策強化を発表

上田市の施設は一部制限
行事は原則中止・延期に
 
上田市は17日、県の新型コロナウイルス感染警戒レベルが5に引き上げられ、特別警報レベルⅡが発出されたことを受け、期間中の感染防止対策を強化。市主催のイベント・行事は原則、中止・延期するとした。詳細はホームページなどで知らせる。


【市有施設の対応】市役所庁舎、各地域自治センターは感染対策の徹底で通常業務を継続。施設の休止などは次の通り。


▽休館=高齢者福祉センター、真田老人福祉センター。▽貸館業務休止(予約済みで日程変更が困難な場合は相談の上対応)=ふれあい福祉センター、丸子福祉センター、真田総合福祉センター、長瀬市民センター。▽施設利用休止(電話相談は継続実施)=子育て支援センター、子育てひろば。▽休止=日帰り温泉施設のサウナ。


【教育施設の対応】小中学校は、感染リスクの高い学習活動・安全な実施が困難と判断する学校行事は中止・延期。中学校の部活動は原則、実施しない。感染警戒レベル5の発出期間中は学校の体育館、校庭とも貸し出し中止。


放課後児童施設は、感染対策を徹底したうえで運営する。児童館は留守家庭対応部分の登録者のみの利用とし、自由利用枠での利用は停止。放課後児童施設の利用にあたり、小学校低学年優先を呼び掛ける。


また社会教育施設では、公民館の貸館業務は継続(市内の感染状況によっては中止する場合あり)。図書館は館内滞在時間を30分以内とするほか、学習室の利用を休止するなど一部サービスを制限する。上田市立博物館、信濃国分寺資料館、丸子郷土博物館、武石ともしび博物館、旧宣教師館、信州上田ふるさと先人館は、感染対策をさらに徹底した上で開館(市内の感染状況、近隣の対応状況により休館する場合あり)。


ほか体育施設(プール含む)は、感染対策を徹底した上で運営する。


【保育施設などの対応】保育園・幼稚園は、感染対策を徹底した上で保育を継続する。


【事業者への対応】市内商工業者を守り、地域経済活性化を図るため、県や経済団体などと連携を図り、事業者に対する情報発信などを行う。事業活動継続のため、事業継続計画(BCP)を改めて点検してほしいとし、未策定の事業所は県と県内経済団体による策定支援を活用し、積極的な策定への取り組みを呼び掛ける。


なお土屋陽一市長は20日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため上田駅お城口前で街頭啓発し、感染予防の徹底を呼びかけた。

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